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2005.03.26

先の丸い鉛筆で

 本を読んでいて、「そうだ、その通り!」と思ったところや、「そうか、そうだったのか!」と思ったところがあると、を引きたくなります。
 『読書力』(齋藤孝著)は、「そうだ、その通り!」の連続でした。たとえば、

「受験勉強をするために本を読めない」というのは、本末転倒でばかげている。大学に入ってからの勉強は、文型はとりわけ本を読むことが中心のはずだ。

線を引くというのは、自分を積極的に本の内容に関わらせていく明確な行動だ。

読書は自分を客観的に捉える視点の獲得につながっている。

 次のような場所は、「そう言われれば、そうかもしれないなあ」と思いながらを引いた部分です。

しばらく前に、「自分探し」という言葉が流行したが、私にとっては「自分をつくる」という表現の方がしっくりくる。

自分を肯定する自己肯定感は、自分自身に向き合うときよりも、何か素晴らしいものに向かっているときに感じやすい。

 電車の中で読む本がなくて慌てて本屋に走ったのですが、幸運にもをたくさん引きたくなる本と出会う事になりました。ちなみに、齋藤孝は三色ボールペンでを引くことを薦めていますが、僕はいつも鉛筆です。鉛筆の先は少し丸い方がいいですね。

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コメント

この本は是非読んでみたい。「自分探し」と「自分つくり」については、「ジンメル・つながりの哲学」のなかで「ほんとうの私」とは何かという論点があり、それともつないで考えてみたいものですね。自分とは常に他者との関係の中で存在する。それを自覚した上で、一人としての自分を考えてみるということかな?
「先の丸い鉛筆」という表現はとてもとても素晴らしく感じました。

投稿: 吉田 | 2005.04.25 23:49

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