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2005.04.03

4月の園芸家

hyuugamizuki 落葉樹が多くて冬のあいだは寂しい我が家の庭(というより、家のまわりの土の部分)も、4月を迎えて急に活気づいてきました。昨年までひょろっとして頼りなかったヒュウガミズキが、今年は枝を充実させて、花をたくさん咲かせてくれました。ミツバツツジのつぼみもふくらんでいて、もうすぐ咲き始めそうです。さらに、アセビ、ハナミズキ、シモツケ…楽しみは続きます。心配なのは、一昨年、昨年とまったく咲かなかったヤマボウシ。植えてから3回目の春を迎えた今年は、何としても白い大きな花を見せて欲しいものです。

  さて、素人園芸家の僕にとっては、これからは忙しい季節です。

花が終わったツバキの剪定、ベランダのレタスの収穫、ホウレンソウのアブラムシ退治、夏野菜の苗を植え付けるプランターの準備…うっかりすると、すぐに時期を逃してしまいます。

四月は、発芽の月であるばかりでなく、移植の月だ。諸君は有頂天になって、いな、夜も眠れないほどの感激と、じりじりするほどの待ち遠しさで、それがなければもう一日も生きていかれないほど、ほしくてたまらない挿木苗を農園の主人に注文する。…
 そうこうしているうちに、さっそく植えなければならない挿木苗が一七〇本、いっぺんにどかっと到着する。そのときになって諸君は、庭のなかをぐるぐる見まわし、植えようにも植えまいにも、ぜんぜん場所がのこっていないことを発見する。
 だから、四月の園芸家とは、干からびかかった挿木苗を手にもち、自分の庭を二十ぺんぐらいぐるぐる歩いて、どこかに一箇所ぐらい何にも植わっていない場所はないかとさがしまわる男のことだ。(カレル・チャペック著、小松太郎訳『園芸家12カ月』)

 僕はこんなに愚かな「園芸家」ではありませんよ。でも、一冬かけて育てたサポナリアの苗、50本くらいあるけど、そんなに植える場所、我が家にはないなあ。

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