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2005.04.07

「ガーデニング」の敵

engeinohon  前回取り上げた『園芸家12カ月』を読んだのはずいぶん前のことですが、その後、『種蒔く人』(玉村豊男著)、『自家菜園の愉しみ』(榊莫山著)など、面白い園芸関係の本と出会ってきました。そして、つい最近読んだのが、『庭のない園芸家』(平野恵理子著)です。図書館で見つけたのですが、装丁がしゃれていて(さすが、晶文社!)、自分の本棚に並べておきたくなる本です。

ガーデニングという言葉が嫌いだ。
 なじみのない言葉だからかもしれない。どうしても自分の語彙として使えない。そればかりか、人が使っているのを聞いてもなんだか気恥しい気持ちになってしまう。活字になっているのを見ると虫酸が走る。この言葉の意味することに関しては到底腹を立てる問題ではなく、自分だって興味があり好んでするものなのだが、今ひとつしっくりこない。平たくいえば園芸全般をさしているのだろうが、どうも目指している方向が私のイメージする「園芸」とは少し異なるようなのだ。
 園芸。いい言葉ではないか。

 僕が家でやっているのも「ガーデニング」ではなくて「園芸」だなあ。種を蒔いてポットで育てた花の苗を、庭やコンテナに並べてみるのですが、どうしても雑誌に載っている写真のようにはカッコよく見えないんです。「ガーデニング」に必要なセンスが、僕にはないんでしょうね。毎年こぼれ種から勝手に芽を出してちゃっかり花をつけているノースポールや、収穫しそこなって花が咲いてしまったコマツナを、もったいないからと無理やり寄せ植えに使おうとするケチな根性も「ガーデニング」の敵なのかも知れません。

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