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2005.05.19

本好きにさせない十か条

 樋口裕一という名前を最近やたらと目にするので、僕も何か読んでみようかなと思っていたら、自分の本棚に『日本語力崩壊―でもこうすればくい止められる』(樋口裕一著、中公新書ラクレ)という本があるのをたまたま見つけました。
 なんだ、読んでいたんだ。(読書ノートで確認したら、2001年11月に読んでいました。忘れちゃうもんですね。)
 しかも、中を見ると、あっちこっちにも引いてある…

小論文と作文の違いは何か。
 実は、子どもたちには、それがまずわからない。何かを「論じる」のが小論文、そうでないのが、作文だ、という従来の説明では納得できない。
 だが、もっとわかりやすい説明の仕方がある。論じるというのは、ある問題に対してイエスかノーかを答えることなのだから、一言で言えば、「小論文」というのはイエス・ノーを答えるもので、作文はそうではない、ということになる。

 また、「国語力」の基本は「知識」であり、その知識を増やすためにはたくさん本を読むことだと言い、子どもを本好きにするために「してはいけない十か条」を挙げています。

一か条 自分が昔感動した本を無理強いしない
 二か条 文芸書だけが本と思ってはいけない
 五か条 テレビやゲームを無制限にさせてはいけない
 九か条 自分は読まないで、子どもに本を読めといってはいけない

などです。子どもに作文の楽しさをわかってもらうための練習問題というのもあります。

>●練習問題例1 「  」の中に、できるだけ独創的でおもしろい話を入れなさい。
 ①私は時々お父さん(または、お母さん)を恥ずかしいと思うことがあります。
 ②このあいだは、お父さんと買い物に行きました。
 ③ところが、デパートでお父さんは、「    」
 ④私は恥ずかしくなって真っ赤になりました。

次にこの問題の解答例が続くのですが、それもちょっと面白いんですよ。

 今度は『頭がよくなるクラシック入門』(樋口裕一著)というのを読んでみようかなあ。今、モーツァルトの交響曲第39番を聞きながらこれを書いているんですが、この曲の特に4楽章は歯切れが良くて心地よく、こういう音楽はいかにも脳にいい刺激になりそうな気がするんですが、どうなんでしょう?

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コメント

情報に疎いので樋口裕一については気にしていませんでしたが、mfさんが線を引かれたところはもっともなことですね。小論文の授業では、「小論文と作文の違い」、または「いい小論文悪い小論文」をテーマとしたとき、やはり、「イエスorノー」をはっきり言明してから根拠を示していくように指導しています。けれども、子どもを本好きにさせない条件では、どうも我が家については当てはまらないようです。上の子は本は手にするけれど、ほとんどがまんがですし、下の子も、本は寝しなに読む程度で、関心の主はコンピューターないしカードのゲームなんですから。

投稿: tomtom | 2005.05.19 21:19

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