桜木先生!
橋本治の『「わからない」という方法』(集英社新書)を読み終えました。
ちょうど並行して読んでいた『ドラゴン桜』と言っている内容が重なることが多くて(微妙に食い違っている部分もあるけど)、何度も桜木弁護士の顔を思い浮かべてしまったのでした。
僕がこの本から得た一番の収穫は、「わからない」の発見が「わかる」への第一歩であるという、考えてみればあたりまえのことに気づかされたことです。
>「わからない」をスタート地点とすれば、「わかった」はゴールである。スタート地点とゴールを結ぶと、「道筋」が見える。「わかる」とは、実のところ、「わからない」と「わかった」の間を結ぶ道筋を、地図に書くことなのである。「わかる」ばかりを性急に求める人は、地図を見ない人である。常にガイドを求めて、「ゴールまで連れて行け」と命令する人である。その人の目的は、ただゴールにたどり着くことだけだから、いくらゴールにたどり着いても、途中の道筋がまったくわからない―だから、人に地図を書いて、自分の道筋を教えることができない。「わかった」の数ばかり集めて、しかしその実「なんにもわからない」のままでいるのは、このような人である。
そして橋本治は「途中の道筋」においては「体を使え=身体に覚えさせろ」ということを強調するのです。
ところで僕はこの部分を書き写しながらも、桜木弁護士が水野と矢島の二人に1年の数学の授業をさせる場面を思い出してしまうのです。水野も矢島も「途中の道筋」がわかっているから下級生に教えることができるわけですね。
なんだかすっかり『ドラゴン桜』にハマッてしまったなあ。
第10巻、いつ出るんだろう…
| 固定リンク
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- たかがテストの点数というけれど…(2006.04.15)
- 芥山先生!(2005.09.07)
- 桜木先生!(2005.09.15)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 24時間営業中(2008.01.26)
- 4月の園芸家(2005.04.03)
- 転居のお知らせ(2006.06.15)
- 危うきに遊ぶ(2006.02.15)
- 新年おめでとうございます。(2006.01.02)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83294/5949977
この記事へのトラックバック一覧です: 桜木先生!:



































コメント